リフォーム事例18 京都市Ｍ邸（築約８０年）
新旧のバランスが取れた思い出を受け継ぐ住空間
お子様の誕生をきっかけに、木材商を営むお祖父さまが住んでいた築約80年の平屋の日本家屋をリノベーションして暮らしたいと考えられたM様ご夫妻。
地元で古民家改装の実績と経験も豊富な弊社にご用命を頂きました。
キッチン
南側に新たに設けた窓から光が差し込むキッチン。アイランド型で動線も効率よく。
窓横の天井には物干し用の金具を設置。
LDK
和室二間と廊下を繋いでワンフロアにした22帖のLDKは、杉板天井やオークの床材など異なる素材感が活きた和モダンな空間。
元々廊下だった部分は天井高を上げ、全体がすっきり見えるよう調整した。かつての趣を残した出窓から眺める庭の景色がご夫妻のお気に入り。
玄関
縦格子の引戸や板目が映える廊下が美しい玄関。
素材を合わせて新調した靴箱以外は「できるだけ木の部分を残したい」という要望から元の雰囲気を活かした。
浴室
タイル貼りの浴室から変貌を遂げたアクセントパネルが印象的なバスルーム。断熱効果やお手入れのしやすさも得られた。
洗面脱衣室
脱衣所の洗面台は上部のキャビネットや引出し付きの収納で使いやすく。
洗濯機の上には造作で棚を設え洗濯用品などもすっきりと片付く。
外観
外灯以外はかつての面影を留める外観。そのまま残す部分と大胆に変える部分のメリハリを効かせて、新旧の融合がバランスよく活かされた心地よい空間づくりとなった。
